参院選と同時に衆院選も行われるのでは?ってことで各政党が経済政策を出してきています。各政党の政策の中身についてここで何か言っていくことはしませんが、気になることがありましたので一言…
とある政党の経済政策に「財源を確保するため、所得が多いほど税率が高くなる累進課税や、株の譲渡益などへの金融課税を強化する」と、ありました。
金融課税の強化…
今は、譲渡益及び配当金には、所得税15.315%(復興特別所得税含む)と住民税5%の税金がかかっていますが、さらに税率をあげるとしています。
これは、将来の不安から投資信託や株の配当金で年金+αを得ようと少しづつ節約したり遊びたいところを我慢して貯蓄、運用している僕らにとって見逃せないところです。
私たちは、裕福でお金が有り余っているから貯蓄してるのではありません。こつこつ貯めてやっと配当金が目標に達したー、これからゆっくり生活するぞ~っと思った時に、子育て支援、学生支援のために金融課税を増やしますとかなったら僕らにとっては死活問題になります。
現状の20%でも、総合課税で考えてみると
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
195万円以下 | 5% | 0円 |
195万円を超え 330万円以下 | 10% | 97,500円 |
330万円を超え 695万円以下 | 20% | 427,500円 |
695万円を超え 900万円以下 | 23% | 636,000円 |
900万円を超え 1,800万円以下 | 33% | 1,536,000円 |
1,800万円を超え4.000万円以下 | 40% | 2,796,000円 |
4,000万円超 | 45% | 4,796,000円 |
所得税15%ってのはありませんが、10%と20%の間と考えると450万くらいの所得がある人くらいの税率で払っていることになります。450万円っていうのは、様々な控除後の金額になりますので、実際は600万円以上の年収がある人と同様の税率がかかっていることにならないでしょうか。
マイナンバーで所得との紐づけが簡単になると思いますので、この辺りも累進課税になってほしいところです。
話がそれましたが、どの政党を選ぶかによって既にリスクをとって運用しているところに更にリスクが乗っかる可能性がありますので、しっかりと自分の意志をもって候補者を選択し、投票を行って行く必要があると思います。
今日もお越しいただきありがとうございました。これからも宜しくお願いします。
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