ユークス(4334)の立会外分売について

12月 16, 2016

ユークス(4334)が立会外分売予定を発表しました。自分なりの考察を行いたいと思います。

立会外分売については、今年も資金に余裕があり、応援したい会社だと思えば積極的に挑戦していきたいと思います。

今後の予定について

以下の立会外分売予定が追加されています。

銘柄	分売実施予定日	申込単位数量申込上限数量	分売数量	業種
ユークス 4334 東証	12/19(月)～12/26(月)	100 株 2,000 株	100,000 株	情報・通信業

ゲームソフトの受託開発を行っています。プロレス関連が得意で北米向けが主となります。自社ソフト開発、パチンコ向けも行っています。

スマホゲーム、パチスロともに開発受託は低調です。ロイヤルティ収入の減少も響いています。利益柱のプロレスゲーム『ＷＷＥ』は横ばいだが円高逆風で目減りしており、開発費も増加傾向で営業益が反落となっています。営業外に為替差損が発生しています。

株価は、582円(2016/12/14時点)で、配当は10円です。優待は1月末に以下のようになっています。

優待内容名		優待獲得株数	備考
３，０００円相当の自社または自社関連商品		100株以上	※１６年はエコバック、オリジナルコースター２枚セット

PER：92.38 倍、PBR：1.50 倍と割高になっています。流動性はそこそこです。

目的として「当社株式の分布状況の改善及び流動性の向上を図るため。」となっています。

ソフトウェア、それもゲーム関連の受託開発とのことで、人件費の高騰と関連するソフトの乱立で大きく売り上げが伸びるとは残念ながら思えません。

株価も低いので分売で利益が出ても大きなものは見込めないため、今回はパスしたいと思います。

優待が魅力的だったら考えるのですけどね…

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