積立投資先として使っていた新興国株式のETFが償還されることになりそうなので、新しい投資先を探しています。
今月からは、決まるまでの仮で「iシェアーズ・コア MSCI 新興国株 ETF(1658)」を使っています。
償還の対象となっているETF
詳細は以前の記事にあります。その中で私が投資しているETFが以下の2つになります。
・iシェアーズ フロンティア株ETF-JDR(MSCIフロンティア100)(銘柄コード:1583)
・iシェアーズ エマージング株ETF-JDR(MSCIエマージングIMI)(銘柄コード:1582)
なんで廃止になることになったのか予想
今回、償還となりそうなETFですが、JDRと呼ばれている銘柄になります。JDRとは「Japan Depositary Receipt」の略で日本版預託証券というものです。
実は、配当にかかる税金が米国で30%と日本で20%と2重にかかっていまして、合わせて44%もの税金を払うことになっていました。
※この辺りは、NISAを使っているか特定口座を使っているかでかかる税金が変わってきます。更に証券会社によっては米国の源泉課税30%を10%にするサービスがあります。
それを廃止して新しいETFを作り更によい投資環境を提供するということだと考えています。
実際に上記した2銘柄に変わって
・ i シェアーズ・コア MSCI 新興国株 ETF(銘柄コード:1658)
が追加されています。フロンティア株にも期待していたので、これの投資対象がなくなってしまうのが残念です…
そこで新しい投資先として新規に追加された「 i シェアーズ・コア MSCI 新興国株 ETF(銘柄コード:1658)」についてチェックしてみます。
i シェアーズ・コア MSCI 新興国株 ETF(銘柄コード:1658)
概要
iシェアーズ・コア MSCI 新興国株 ETFは、MSCIエマージング・マーケッツIMI指数(国内投信用 円建て)の動きに高位に連動する投資成果を目指します。
MSCIエマージング・マーケッツIMI指数(国内投信用 円建て)の算出要領はこちらとなっています。
投資先
投資先としては、ティッカーコード(IEMG)の「iShares Core MSCI Emerging Markets ETF」に投資することになります。
国別の資産構成
iシェアーズの日本語のページにはありませんでしたので、投資先ETFとなっているIEMGから探してきました。
詳細はこちらから確認できます。
含まれる銘柄の上位10個
詳細はこちらから確認できます。
信託報酬
税抜きで「0.23% 以内」となっています。
決算日
毎年2月9日および8月9日となります。
考察
私は、NISA口座を使用する予定なので、配当金については再投資を自分で行わなければいけない点を除いて問題はないと考えています。ETFには積立購入のサービスを出している証券会社がまだないため手動購入が必要ですが、他に日本株、日本リートなど手動購入している銘柄がありますので、その点も負担にはなりません。
よって、信託報酬の面から考えて1位候補としています。