ひふみの「全国ありがとうキャラバン福岡」に参加してきました。

当日は、午前中に「全国ありがとうキャラバン福岡」、午後から「ひふみアカデミー」が開催されました。

今回は、「全国ありがとうキャラバン福岡」について報告いたします。

全国ありがとうキャラバンとは

2016年1月23日（ひふみの日）より「ひふみろの全国ありがとうキャラバン」と題して 47都道府県の各地にお伺いし
セミナーをおこないます。
１人でも多くのお客様にお会し、まずはこれまで私たちを信じて託してくださったことに直接お礼をお伝えしたいな
と考え「ありがとうキャラバン」と名付けました。
このセミナーは、ひふみ投信の運用について精緻にお話しするのではなく、あらためて投資のおもしろさや、楽しさを
お伝えできるようなお話しをさせて頂きます。そのことにより、みなさまのこれからの資産形成における不安や、疑問
などを少しでもやわらげることができたらいいなと考えています。

ということでした。

ひふみ投信、ひふみプラスを持っていない人でも誰でも参加可能です。

全国各地をまわっていますので、ここからスケジュールを確認してご参加いただけます。

説明の動画も公開されていましたので、共有しておきます。

全国ありがとうキャラバン福岡　アジェンダ

レオス・キャピタルワークスについて
守りながらふやす　ひふみ投信
長期的には株価と利益はほぼ一致する
資産形成の心構え

レオス・キャピタルワークスについて

経営理念は、「資本市場を通じて社会に貢献します」です。

2016年3月末時点で、ひふみ投信＋ひふみプラスで、1,111億円の運用資産があるとの事でした。レオス全体としては、投信以外に、国内や海外からの年金資産の一部の運用や、コンサルを行っているので、1,689億円になるようです。

今、日本で3番目に大きな投資商品となっているようで、まずは1位を目指すと強く発言されていました。

ちなみに、今の1位は、「フィデリティ・日本成長株・ファンド」で3,284.4億円、2位は、「さわかみファンド」で2,599.7億円となっています。

守りながらふやす　ひふみ投信

足で稼いだ情報で成長企業を発掘

定性・定量の両面から徹底的な調査を行っています。

年間に延べ1000社、600社を訪問しているとの事でした。

今の組み入れ銘柄は、以下のようになっているようです。

組み入れ銘柄

1位　あいホールディングス 3076 東京都東証一部卸売業 3.9％

銘柄紹介：防犯カメラ、建設設計、銀行や病院のカード発券機まで事業領域は多岐に渡る。国内外の景気が悪化する環境下でも、創業者の佐々木秀吉氏が主導するM&Aにより安定成長を継続している。

2位　アウトソーシング 2427 東京都東証一部サービス業 2.8％

銘柄紹介：土井春彦氏の強いリーダーシップの下、製造業の人手不足を背景として成長を続ける人材派遣・請負会社。近年では、国内外の人材派遣会社を買収し、事業ポートフォリオの拡大を図っている。

3位　丸井グループ 8252 東京都東証一部小売業 2.4％

銘柄紹介：モノ消費からコト消費に対応すべく、事業モデルを小売りから不動産型商業施設へと転換。「若者のマルイ」から「みんなのマルイ」に顧客層が変化。また、ショッピング・カード発行枚数増加による収益拡大にも期待。
4位　セプテーニ・ホールディングス 4293 東京都 JASDAQ サービス業 2.1％

銘柄紹介：インターネット広告を軸にマーケティング支援サービスを展開。社是「ひねらんかい（関西弁で知恵を出そうという意味）」を合言葉に、広告事業に加え電子マンガなど事業領域を拡大している。

5位　ＧＭＯインターネット 9449 東京都東証一部情報・通信業 2.1％

銘柄紹介：中小企業向けレンタルサーバー等のインフラ事業や、オンライン証券事業などを運営するネット関連企業。GMOグループを束ねる、創業者の熊谷正寿氏の手腕に期待。
6位　デジタルガレージ 4819 東京都 JASDAQ 情報・通信業 2.0%

銘柄紹介：業界の先駆者になる（ファーストペンギン・スピリット）を社是とし、スマホ向け広告事業を始め、オンライン決済やビックデータへの投資を行うなど、インターネットの可能性を探り続ける。

7位　しまむら 8227 埼玉県東証一部小売業 2.0%

銘柄紹介：「ファッションセンターしまむら」を展開。低価格商品を中心にデザイン性・機能性を付加した商品が好調。また、在庫管理にも注力しており利益率改善期待も。国内消費者の節約志向が強まる中、再注目される。

8位　ダイフク 6383 大阪府東証一部機械 1.8%

銘柄紹介：コンサルティング、設計、製造、据付などをワンストップで請け負う、保管・搬送システム企業。インターネットショッピング拡大が物流業界の人手不足に拍車をかけており、企業の機械化投資が進む。

9位　ヒト・コミュニケーションズ 3654 東京都東証一部情報・通信業 1.8%

銘柄紹介：小売店舗向け製品・サービスの営業支援を行う。近年では訪日外国人増加に伴い免税カウンター業務の請負もスタート。業務請負で培った営業ノウハウが同社の強み。

10位　サカタのタネ 1377 神奈川県東証一部水産・農林業 1.8%

銘柄紹介：創業100年以上の歴史を誇る野菜・種苗会社。研究開発先行のビジネスモデルは参入障壁高い。近年海外向けの種子事業が拡大、世界の野菜種子市場も拡大していることから今後の成長を期待。

株式市場の変化に柔軟に対応

業種や企業規模にとらわれることなく、変化する株式市場に応じた柔軟な運用を心がけているようです。

現在は、原油価格に大きく左右される企業やマイナス金利が影響する金融関連の割合は大きく減らしているようです。

最近の動きとして、利益が出ている大企業が設備投資に力を入れているとのことで、その設備投資費が入ってくる関連企業を探して投資対象として割合を増やしていこうと考えているとのことでした。

長期的には株価と利益はほぼ一致する

どのような企業に投資するか？

ビジョン・ミッション
オーナーシップ
インセンティブ
コンスタントな収益

ビジョン・ミッション

企業が何を目指しているのかはっきりしていることやそれが社員にも伝わって企業として目標に向かって努力していることが大事とのことでした。

オーナーシップ

社長が自分の事ばかり考えて実際の作業などを社員にただ任せているなんて企業には投資したくないですよね。社長が誰よりも働いていることが見える企業を応援したい。そういう企業こそが伸びると言っていました。

インセンティブ

儲かってもただため込むだけではダメで、先を見て設備投資を行っていたり、社員の給与へしっかり反映されているか、また株主への配当などバランスよく行っている事。

コンスタントな収益

最後に書いてありますが、どんなに企業理念が素晴らしくても、社員がやる気にあふれていても収益をコンスタントにあげられる体制が整っていることが最低限必要です。

投資先の事例として、ジェイアイエヌ(3046)を上げてユニクロの柳井社長との話などをしていただきました。

資産形成の心構え

ここは、投資を行う上ではよく言われていることですが、以下の点を上げられていました。

手に汗をかかない金額から始める
分散する
時間を味方につける

質問など

ここは、初心者？の方が多かったからか、ひふみ投信はどこで買えるのかとか口座の申し込み方法などの質問が上がっていました。

一つ取り上げたいのは、ひふみ投信とひふみプラスの違いです。

大きく違うのは、ひふみ投信は直販でしか買えませんので、ひふみで口座を開設する必要がある事です。大きなメリットがあります。

5年以上保有すると信託報酬の一部を還元する資産形成応援団という仕組みがあります。

資産形成応援団とは

　「資産形成応援団（信託報酬一部還元方式）」とは、お客様の「ためてふやす」目標を応援させていただこうと、5年以上保有していただいている受益権（以下「長期保有受益権」といいます。）に係る信託報酬の一部を当社が還元することにより、信託報酬を実質的に割り引くというものです。
　「ひふみ投信」の信託財産からは、所定の信託報酬をいったん受け取らせていただきますが、長期保有受益権をお持ちのお客様の口座に、当社の自己資金から所定の応援金（還元金）を入金し、「ひふみ投信」の受益権の買付資金に充当させていただきます（原則として、現金のまま、お渡しすることはありません。）。お客様の保有受益権口数は、自動的に増加することになります。