楽天証券で、個人型確定拠出年金の受付開始が発表されるとともに選択可能な商品も出揃いました。
現在、確定拠出年金を扱っている金融機関では、SBI証券が頭一つ抜けていると思っていました。口座資産が50万以上の場合に口座管理手数料が無料になるサービスがあったからです。取り扱っている商品も低コストのものが揃っていました。
実際に移行の手続きをいつしようかとタイミングを計っていました。
そこに楽天証券での確定拠出年金取り扱い開始の情報が入ってきたのです。後追いですので、サービスもより良いものになっていると思い情報が出揃うのを待っていました。
楽天証券での確定拠出年金のメリット
口座管理手数料が0円!
楽天証券では口座管理手数料を月額210円(年間・税抜2,520円)としています。さらに、年金資産残高10万円以上で口座管理手数料は0円になります。
さらに、サービス開始記念として、残高10万円未満の口座管理手数料を2017年末まで無料になります。
条件 | 口座管理手数料(月額・税込) |
---|---|
残高10万円以上 | 無料 |
残高10万円未満 | 226円 |
取り扱い商品の豊富さ!
投資信託
分類 | 名称[運用会社名] | 実質的な運用管理費用(税抜) |
---|---|---|
国内株式 | 三井住友・DC日本株式インデックスファンドS [三井住友アセットマネジメント] | 0.19% |
たわらノーロード日経225 [DIAMアセットマネジメント] | 0.20% | |
iTrust日本株式 [ピクテ投信投資顧問] | 0.89% | |
MHAM日本成長株ファンド<DC年金> [みずほ投信投資顧問] | 1.55% | |
フィデリティ・日本成長株・ファンド [フィデリティ投信] | 1.53% | |
国内債券 | たわらノーロード 国内債券 [DIAMアセットマネジメント] | 0.15% |
明治安田DC日本債券オープン [明治安田アセットマネジメント] | 0.60% | |
国内REIT | 三井住友・DC日本リートインデックスファンド [三井住友アセットマネジメント] | 0.26% |
野村J-REITファンド(確定拠出年金向け) [野村アセットマネジメント] | 0.95% | |
海外株式 | たわらノーロード 先進国株式 [DIAMアセットマネジメント] | 0.23% |
インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式 [日興アセットマネジメント] | 0.55% | |
ラッセル・インベストメント外国株式ファンド(DC向け) [ラッセル・インベストメント] | 1.35% | |
iTrust世界株式 [ピクテ投信投資顧問] | 0.89% | |
海外債券 | たわらノーロード 先進国債券 [DIAMアセットマネジメント] | 0.20% |
たわらノーロード 先進国債券(為替ヘッジあり) [DIAMアセットマネジメント] | 0.20% | |
インデックスファンド海外新興国(エマージング) 債券(1年決算型) [日興アセットマネジメント] | 0.52% | |
みずほUSハイイールドファンド<DC年金> [みずほ投信投資顧問] | 1.40% | |
海外REIT | 三井住友・DC外国リートインデックスファンド [三井住友アセットマネジメント] | 0.28% |
国内外株式 | セゾン資産形成の達人ファンド [セゾン投信] | 0.54% ?? |
コモディティ | ステートストリート・ゴールドファンド(為替ヘッジあり) [ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ] | 0.45% |
バランス型 | セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド [セゾン投信] | 0.47% |
三井住友・DC世界バランスファンド(動的配分型) [三井住友アセットマネジメント] | 0.82% | |
三菱UFJ DCバランス・イノベーション(KAKUSHIN) [三菱UFJ国際投信] | 0.60% | |
投資のソムリエ<DC年金> [DIAMアセットマネジメント] | 1.10% | |
ターゲットイヤー型 | 楽天ターゲットイヤー2030 [楽天投信投資顧問] | 0.85% |
楽天ターゲットイヤー2040 [楽天投信投資顧問] | 0.86% | |
楽天ターゲットイヤー2050 [楽天投信投資顧問] | 0.86% |
元本確保型商品
分類 | 名称[運用会社名] | 適用金利 |
---|---|---|
定期預金 | みずほDC定期預金(1年) [みずほ銀行] | 0.01% |
一部に記載ミスがあります?「??」と入れた、「セゾン資産形成の達人ファンド」ですが、私もサテライトとして積み立てているのでわかったのですが、信託報酬がセゾンさんの分しか書かれていないようです。アクティブファンドですので、これに振り分けられている各商品の運用会社への信託報酬が乗せられているはずです。実質、1.35%のはず。。他の商品にもあるのか?…
好感が持てるのが、選定理由も書かれている点です。こちらから確認できます。
資産情報をまとめて管理!
すでに楽天証券に口座をお持ちの方限定になりますが、同じIDで特定口座やNISA口座と同様に確定拠出年金の口座情報も確認できるようです。
私は、どうするのか
手数料が無料、取扱商品もなかなかいい感じに揃っています。現在、琉球銀行を利用しています。運営管理手数料は年4,648円となっています。これが0円になるのは大きいです!また、投資先は「野村DC外国株式インデックスファンド・ MSCI-KOKUSAI」に100%としています。信託報酬は、0.22%(税抜)となりますが、こちらも「たわらノーロード 先進国株式」0.23%(税抜)がありますので、信託報酬の差をあまり気にせず移行できそうです。
今のところは移行をしようと考えているのですが、気になる点が幾つかあります。
移管手続き(移管手数料)について
移管は、銀行・証券会社に移管手続き申請書を提出するだけでやってくれます。その時に手数料を取られるのですが、その金額がまだ不明です。国民年金基金連合会に支払う手数料2,777円は確定ですが、運営管理機関(この場合、楽天証券)にも支払いが発生するはずです。
金融機関破綻時のリスク
通常、ペイオフにより金融機関が破綻した場合でも、1000万を上限に保証されるはずです。しかし、私は楽天証券で別途将来への積み立てとして、投資信託や株、ETFなどの購入も行っています。1000万が上限となると後数年で達成できる見込みです。
同一金融機関となるため、もしもの場合に保証外となる金額が大きくなってしまうのではないか?
このあたりが不安としてあるので、もう少し調べてから移管したいと思います。幸い、手続き開始は9末(9月24日から新規の受付は開始予定)までは時間があります。また、何か判断できる材料ができましたらブログで紹介させていただこうと思います。
今日もお越しいただきありがとうございました。これからも宜しくお願いします。
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