積み立ては、基本的にはインデックスで行っていますが、全体の1割をめどにその他の商品にも投資しています。
その他商品では、金、プラチナ、銀などの鉱物系とアクティブの投資信託を2つ積み立てています。
今日は、僕が積み立てているアクティブ投信の一つである「ひふみ投信」について紹介したいと思います。
レオス・キャピタルワークスについて
2003年に設立された独立系の運用会社です。ひふみプラスの運用責任者を務める藤野英人さんが設立者の一人です。
海外の国家年金資金や国内の企業年金などの資金をメインに運用していましたが、2008年より公募投信「ひふみ投信」を直接販売しています。
ひふみ投信について
ひふみ投信は運用するレオス・キャピタルワークスが直接お客様に販売している投資信託です。ひふみプラスはひふみ投信と同じマザーファンドに投資する投資信託です。
ひふみ投信の設定来のパフォーマンスは+208.64%、純資産は243.23億円です。
基準価格の推移と純資産総額(2015年9月30日時点)
設定来、純資産は順調に伸びています。
運用成績について(2015年9月30日時点)
過去3年まで、全てにおいてTOPIXを上回っています。配当込の状態で比較しているのも好感が持てます。
ここで注目したいのは、相場が下がっている状態の時もよい成績を出しています。
株価下落が見込まれる局面では、現金の保有比率を信託財産総額の50%まで高めて「守り」を強め、資産を守りながら増やす運用で、高いパフォーマンスが実現されています。
分配金(2015年9月30日時点)
設定来、分配を行っていません。長期投資を考えるうえで効率を上げる大事な点だと思います。
組み入れ銘柄(2015年9月30日時点)
どのような理由から買っているのかがしっかり書かれています。
ひふみ投信を選択した理由
長期投資に向いている
通常かかる「買い付け時」と「解約時」の手数料無料です。配当実績も0です。
さらに、5年以上保有すると信託報酬の一部を還元する資産形成応援団という仕組みがあります。
資産形成応援団とは
「資産形成応援団(信託報酬一部還元方式)」とは、お客様の「ためてふやす」目標を応援させていただこうと、5年以上保有していただいている受益権(以下「長期保有受益権」といいます。)に係る信託報酬の一部を当社が還元することにより、信託報酬を実質的に割り引くというものです。
「ひふみ投信」の信託財産からは、所定の信託報酬をいったん受け取らせていただきますが、長期保有受益権をお持ちのお客様の口座に、当社の自己資金から所定の応援金(還元金)を入金し、「ひふみ投信」の受益権の買付資金に充当させていただきます(原則として、現金のまま、お渡しすることはありません。)。お客様の保有受益権口数は、自動的に増加することになります。
10年以上保持することで、信託報酬が安くなります。アクティブ運用の投資信託としてはかなり安いひふみ投信ですが、さらに安くなることになります。
ひふみのあゆみ
ひふみのあゆみという投資レポートが毎月確認できます。これにより、基準価格の遷移、資産内容、組み入れ銘柄と上位の組み入れ理由が確認できます。
簡易版は、だれでも見ることができますので興味がある人は確認してみてください。
詳細版では、さらに以下のような情報を見ることができます。
- 運用責任者よりお客様へ
- 株式市場のおさらい
- 運用部からのメッセージ
- コミュニケーション(セミナー)のお知らせ
※上記したひふみ投信についてで紹介した図は、ひふみのあゆみから抜粋してます。
セミナー開催が多い
僕は、福岡なのですが、セミナーの案内がよく来ます。何度か参加させていただきましたが、相場観やどのような理由で投資先の会社を選択したのかなど生の声を聴くことができてとてもよい勉強になりました。
関東近辺にいる方は、もっと多くのセミナーに参加できる機会があると思います。
ひふみ投信を買うには
口座を開設する
2種類の方法があります。
ひふみエクスプレス
ネット上で必要事項を入力し、PDF形式で出力された書類を印刷して投函します。
資料請求
未記入書類の送付を依頼します。届いた資料に記入して投函します。
購入方法を選択する
振込購入、定期定額引落し購入の2種類があり、併用もできます。
振込購入
お客様のご都合の良い日に、ご資金(10,000円以上1円単位)を指定口座に振り込んで「ひふみ投信」を買い付ける方法のことです。総合取引口座を開設すれば、どなたでも振込購入をご利用になれます。
積立額の変更もネット上から可能です。
定期定額引落し購入
毎月所定の日(5日)に、あらかじめお届けた金融機関の口座から、指定の金額(10,000円以上1円単位)が引落しされ、「ひふみ投信」を買い付けることができます。
毎月コツコツ積み立てたいお客様向けの購入方法です。
定期定額引落し購入のご利用には、事前に申込書類のご提出が必要です。
まとめ
ひふみ投信の投資方針が大きく変わるようなことがない限りは、自身の決めた分配割合を守りながら積み立てを続けていきたいと思います。
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